小杉武久 音楽のピクニック

 

 

2月のZweigの遠足は

 

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芦屋市立美術博物館 小杉武久 音楽のピクニック

 

これに行ってきました。

 

小杉武久(1938〜)は作曲家/演奏家として、約60年にわたる活動を行ってきました。しかし、その活動は当初よりヨーロッパの伝統音楽の継承ではなく、つねに既成の「音楽」という概念を拡張しようとするものでした。

(中略)

本展では50年代から現在までの300点を超える貴重なアーカイブ資料(記録写真/チラシ/ポスター/プログラムなど)の展示と、これまでに発表されてきたオーディオ・ビジュアル作品の大規模な展示によって、小杉の活動を俯瞰的に捉えることを目指しています。それは決して難解なものではなく、世界的に高い評価を受けてきた小杉の音楽による「ピクニック」とでも形容すべき、きわめて軽やかな「音」による芸術であるといえるでしょう。

 

 

一体何が展示してあるのかよくわからないまま入館。

入口にはまず2台の扇風機が向かい合って首振り運転しており、そのガードに発音器(?)が取り付けられている。時々うゎんぁんと音がする。

 

うん、わからん。

 

 

吹き抜けの会場全体には微かな電子音の持続した不協和音と、そこかしこから「ギギッ」と不規則な虫の鳴き声のようなものが聴こえる。

展示してあるのは、 オーディオ・ビジュアル作品と、ポスターやチラシ、写真や手書きメモなどでした。

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音楽の概念の拡張かあ。

 

大学の頃、同級生がこういうのハマっていたな。ジョン・ケージ教えてもらったよ。サークルの定期演奏会で観客の出す偶発性の音を増幅させるっていうステージやってた。

 

こういう実験的で前衛的なものって、受け取り側にも能動的な感受性が求められるから、結構体力を使う。発信する側はもっと体力を使う。その好奇心と体力がずっと続くということ自体が、なかなか誰にでもできることじゃないよなと思う。
今の時代とは受け取られ方が違っていたのだろうなーと感じるものだった。雪の降る屋外で人がぎちぎちに縛られてる装置とかほんといかれとるよ。

 

 


その後はパンを食べながら音楽談義。
私たちは基本的に二人とも暗い音楽が好きですが、私は響きは暗くてノリはある程度さらっとまとめられたものが好きなのに対して、彼は「暗すぎるという概念がない」とか、そんな話をしました。
せっかく人と音楽を作ることができるんだから、それぞれを素材としてとらえて、持ち味を活かせる曲を作りたいなというのが、近ごろの気分です。

 


さて、この冬から新たに動き始めたことのひとつ。
大阪発、ベースとドラムのインスト根暗プログレツーピース「Shukai」さんにゲストボーカルとして入れてもらっています。

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Shukai
きっかけは、私が学生時代に京都でやっていた根暗プログレバンド「Rune」の楽曲を聞いてもらったことから。こういうのやりたい→じゃあ既存の曲に試しに歌入れてみましょうか→これいいじゃん、という感じ。
二人のラブすぎるやりとりを、私がこの中で一番まともやなと思いながら眺めています。

曲が完成したらなんやらの形で公開しますので、待っていてください!